キャバ星★同窓会(5)
「それで・・・のんのんちゃんはどうして予定より早く虹の橋を渡ろうとしたの?」
のんのんとの面会を終えて戻ってきたばかりのクッキーに百合子が尋ねた。
↑まだキャバ星に入ることを許されずガラス越しに訴えるのんのん。
「それがね。あの子の話によると聞こえたらしいの、こっちの声が。
息が苦しくて意識がもうろうとしてる時に楽しそうな話し声や歌声が聞こえてきて
何だろう、ちょっとのぞいてみようと思ってドアを開けたら虹の橋に居たって。」
サクラ「天の岩戸かいっ!!??」
「ちょ・・・ちょっと待って、それじゃもしかしてあたしのせい?
あたしがこっちに戻って毎日飲んで騒いでばっかりいたから・・・・」
タミーは思わず涙目になった。
クッキー「ちゃうちゃう!タミーちゃんのせいちゃうって!」
百合子「そうそう、あんたにそんな力はないって」
クッキー「苦しくてそんな夢を見ただけだと思う。でももしかしたら・・・・
外の世界と遮断された酸素室にいたから神経が鋭敏になってて聞こえたのかも。
あの子あれでけっこう勘の鋭いところがあるから。」
チャッピィ「それはのんのんちゃんがこっちに戻ってくれば話が聞けるけど・・・」
百合子「今の問題は・・・・」
サクラ「どうやって役人を説き伏せてキャバ星に入星させるか・・・・。」
そこへ突然バーのママの小豆が口を挟んだ。
「虹の橋といえばこんな伝説を聞いたことがあるわ。
虹の橋を渡ろうとしたペットがふと後を振り返ったとき飼い主が
ありがとう、楽しかったね、バイバイ、と笑顔で手を振ってくれたら
そのペットはまたすぐに生まれ変わってその飼い主のところへ戻るって。」
サクラ「へーえ。何かロマンチック・・・・」
「あーーっ!!そうだ、いい考えがあるっ!!!」タミーがいきなり大声をあげた。
「それよそれ、それを利用するの。のんのんちゃんはまだ橋の上にいるんでしょ?
クーママが笑って手を振ってくれたから生まれ変わる手続きをするために
早くキャバ星に戻らなきゃいけないって言って役人を説得するの!!」
百合子「それはいいけどどうやってクーママに笑顔で手を振らせるのよ!?」
チャッピ「きっと泣いてばかりで笑えないよ~。」
サクラ「何かいい考えがあるの?」
タミー「ええと・・・面白いTVがあるとかてんこちゃんが白目向いて寝てるとか・・・」
皆の予想通り思いつきで言っただけで具体的に何も考えていないタミーだったが
他にいい手も見つからなかったので5人はそれに賭けることにした。
つづく。
ええと皆さん・・・・
間隔が空き過ぎてこれがどんな話だったか覚えていらっしゃらないと思いますが
第1話、第2話、第3話、第4話とできれば順番にお読み下さい
そして・・・・クーママ、笑顔の画像をお待ちしています、頼んだよ!\(^o^)/
↑ウソです。(いえ本当に送って頂ければ助かりますけど・・・)
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コメント
『キャバ星★同窓会』ご期待通り覚えていらっしゃらなかった私は、第1話から読み返しましたわよ(笑)
それにしてもこんなに各々のキャラクター満載の面白い話を見ながら涙を流すのって私くらい?(^^ゞ
まだまだ癒えてませんなー!!!
出来るならご期待に副いたいところではありますが、このメルヘンな(どこが~!?)お話が私が出ることでただのギャクになってしまっては申し訳ないので、ここはきれいな女優さんをサングラスやマスクで隠すなどして、私の代役として起用していただきたいわ♡
つー事で、きれいなお姉さんならだれでもOKよん♪(上から目線やな~!^^;)
投稿: クーママ | 2013年9月 5日 (木曜日) 13:04
ええそりゃもう書いてる本人がどんな話だったか忘れてました。
登場人物4名だと思ってたのに5名と気づき更新後にあわてて訂正(冷汗)
ええっ!?
メルヘンなドラマってどこどこ!?
初めから最後までふざけてるだけですけど(笑)
キャバが出てくるシリアスなドラマって、想像できないわ。
あはは。きれいな女優さんが出るならサングラス等は不要よ(^。^)
んじゃクーパパに女装してもらって・・・
ていうのは無しで、考えよう~~。
代役募集中~~!!!(^.^)/~~~
投稿: 香苗 | 2013年9月 5日 (木曜日) 23:09