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2012年3月26日 (月曜日)

ドラマ「究極の選択」(3)

みなさん大変長らくお待たせしました。
ドラマ「究極の選択」第3話をお届けします。
え?どんな話だったか覚えてない?そうだよねえ。4ヶ月ぶりだし(汗)
正直作者である私も読み返して「へー。こんな話だったんだ。」と(笑)
第1話第2話はこちらです。

<あらすじ>
拾った子猫「小豆」と暮らす香苗の元にオムカエデゴンスという謎の使者が現れた。小豆は実は異世界にあるシルバードランドという国の王女だったのだ。小豆を手離したくない香苗に次々と提示される好条件。果たして香苗の出す結論は・・・・?


それからしばらくしてオムカエデゴンスはやって来た。
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いかがですか。お考えはまとまりましたか?

香苗「ええ決めたわ。あずちゃんは渡さない。渡せないわ。申し訳ないけど
オムカエデゴンスさん、この子を連れて帰るのはあきらめてちょうだい。」

そうですか・・・。しかし私も国から命を受けて来た身。手ぶらで帰るわけには参りません。きちんとした理由をお聞かせ願えますか?

「理由は簡単よ。私は猫が好きなの。猫の自由で気ままで嫌なことは一切しないところが大好きなの。もしもこの子がシルバードランドに戻って国のために自由に遊べなくなったり民のために勉強をしたり命を賭けて闘ったりしたらそれはもう猫じゃないわ。私はこの子に普通のごく当たり前の猫として生きて欲しいの。」

私が先に提示したすべてのお礼も不要だと申されるのですね?

「ええ。あれには正直かなり心を動かされたわ。特にたみちゃんの寿命を倍に伸ばすと言う話にはね。拾ったよその国の猫のためにせっかくの大きなチャンスを捧にふるなんて自分は何て人でなしなんだろう、いつも私のブログを読んでる人たちに何と言い訳したらいいんだろう、と自分を責めたりもしたわ。でも気づいたの、そうじゃない。私がこの好条件を断ればたみちゃんの残りの寿命が倍に伸びないだけで本来の寿命が縮むわけじゃない、本来あるべきだった寿命に戻るだけ、何ひとつ失うものなんかないんだって。だからお願い、このままエミリヤ王女をうちで育てさせてちょうだい。贅沢はさせられないけど我が家のお姫様として大切にお育てするから。」
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↑イチゴのヘタの緑の王冠をかぶったエミリヤ王女(笑)

そうですか・・・わかりました、それでは20年後にまた伺うことにしましょう。

「へっ?20年後って、あずちゃんそんなに長生きするの!?」

シルバードランドの平均寿命はこちらの地球の人類とほぼ同じ70~80歳です。

「そ、そんなに・・・それじゃあ絶対私が最後まで面倒を見きれないわ。先に私にお迎えが来てしまう。それじゃ20年後、私がヨボヨボになっても生きていたらまた訪ねてきてちょうだい。あ!それから最後にひとつだけ聞かせて。私、もう少ししたらあずちゃんに避妊手術を受けさせるつもりなんだけどお世継ぎを勝手に手術したらまずいかしらやっぱり・・・・。」

それでしたら問題ありません。国の次期国王は現国王が選び任命するならわしで血筋家柄は一切関係ありません。

「え、そんなんあり!?なあんだあずちゃん別に高貴なおうちの子じゃなかったんだ。なんかちょっとホッとしたわ(笑)ああでも・・・こんな会話もすべて記憶から消されてしまうのね。そのほうがいいかあ。なまじ覚えてたらああもったいないことした、お金もらっときゃよかった、とかあとできっと後悔する・・・あ、いや待てよ、覚えてたほうが素敵だわ、うん、とってもハッピーよ!!!」

あ・・・あの・・・どういうことでしょうか・・・意味がわからないのですが・・・・

オムカエデゴンスの疑問をよそに、香苗はぶつぶつと独り言をつぶやき始めた。。。。

続く。

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