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2009年1月13日 (火曜日)

「ガラスの仮面キャバ」(中)

これまでのあらすじ。

劇団「月欠(つきかけ)」の若手2枚目俳優桜小路ベル(通称王子)は
同じ劇団の女優、北島タミに密かに想いを寄せていた。
ファンを装い楽屋に紫のバラを送り続けたが気づいてもらえないどころか
タミに年上のハンサムな青年だろうと誤解されてしまう。
あせったベルはついにタミに告白する決心をするのだが・・・・。

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思い切ってタミを夏祭りデートに誘ったベルは意外にもすぐOKをもらえた。
前日に美容院でシャンプー・トリミング・爪切り・肛門絞りをすませ
全身ピカピカに磨きあげママの選んでくれた浴衣を身につけた桜小路ベルは
さすが2枚目舞台役者だけありみごとな着こなしで、通り過ぎる人皆が振り返る。
北島タミへの告白はみずから脚本を書き何度も練習し準備は万端だった。
待ち合わせ時間30分前に着いたベルだったがすでにタミが来て待っていた。

タミ「あ、ベル王子、ここよー!!」
にこやかに手を振り近づいてきたタミだったがそばに来たとたんに顔色が変わった。
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タミ「ベル王子・・・・あなた、まさか・・・・?」
ベル「(え?もしかしてバレたんだろうか、僕が紫のバラの人だって・・・)」


タミ「鼻毛が出てるわよ!!」
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ベル「えええーーーーっ!!??」

タミの手鏡を借りて鼻の下を見ると、鼻毛は何本も外に飛び出していた。
それだけではない。その中には白いものまで数本混ざっていたのだ。
ベル「そ・・・・そんな・・・僕、まだ若いのに・・・!!!」
ベルはがっくりとひざをついた。
「終わった・・・僕の恋も役者生命も・・・・なにもかも・・・・。
このひらひらと風に舞う鼻毛でどんな甘い言葉を吐いてもお笑いになるだけだ。
くそっ。ママのアホボケカスー!!どうして鼻毛に気づいてくれなかったんだ!」
なまじ全身きれいにシャンプーした後だけに鼻毛はキラキラと輝いて光っている。

ベル「こ、こんな鼻毛なんて、えいえいっ!!」
乱暴に手で引き抜こうとするベルをタミが止める。
タミ「何するの、やめてやめて、血が出てるじゃないの!!」
ベルの鼻から落ちた赤い血をタミが白いハンカチでそっとぬぐう。
ベルはもうヤケになるしかなかった。

「行こう、タミさん!!」ベルはタミの腕を強引に掴んで走り出した。
ベルは夜店を全部回って金魚をすくいまくりヨーヨーを釣りまくり
唐辛子を買い占めお面をかぶり壇上で踊りカラオケ大会で優勝までした。
やがて夜もとっぷりと暮れ、ベルはタミを自宅近くまで送った。
タミ「今日はどうもありがとう。とても楽しかったわ。」
ベル「それじゃ・・・さよなら・・・。」
帰ろうとするベルの背中にタミがぽつりとつぶやいた。
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タミ「やっぱりあなただったのね・・・紫のバラの人・・・・。」
ベル「えっ!?」

つづく・・・・。


うううう。今日でいっきにラストまで書きたかったのに時間が足りないー!!
頭の中ではもうできてるので明日UPします。
それにつけても間抜けな展開でゴメンね・・・・coldsweats01

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