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2008年8月 2日 (土曜日)

「こころ」(2)

これまでの(簡単すぎる)あらすじ。

「世の中には型にはまったような悪い人間がいると君は思っているのですか。
平素はみんな善良な人間なのです。
それがいざというときに急に悪人に変わるから恐ろしいのです。」
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「私」が敬愛する「(ニャンコ)先生」(仮名)。


「先生!私は先生についてもっともっといろいろと知りたいのです。」
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帝国大に通う「私」民夫(仮名)。


先生「いつか時期が来たら、私の過去についてすべてあなたにお話しましょう。」
808022
私「はい・・・・。」


「私」は帝国大を卒業し、特にあわてて就職先を探す必要もないことから
いったん故郷の田舎に戻ることにした。
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田舎びた両親と会話をするにつけ、東京の先生のことが思い出される。
何度か先生に手紙を出したが返事は一度も来ない。
そうこうするうちに父親の腎臓病が悪化し、「私」は身動きが取れなくなる。
身内を呼び寄せ、今日か明日かという事態になったとき
突然先生からの書留が届く。ずっしりと重い、先生からの手紙だった。
病人の付き添いをしながら読んでいられるような量ではない。
しかしその文章の端に不吉なものを感じた「私」は矢も楯もたまらなくなり
ほんの数行の走り書きだけを母と兄に残し東京行きの汽車に飛び乗り
車中で先生の手紙を読み始めた・・・・・。

つづく。


すみません。画像がないのも淋しいと思ってうちの子達を急きょ出演させました。
2人のせりふは本に書いてあるそのままではなく、私が少し書き変えました。
遠く離れていて何かにつけ相手を想う、これはまるで乙女の恋の初期症状ですね。
他の人との会話が何だか無意味でつまらないものに思われて
あの人だったらこんなときどうするだろう、どういう感想をもらすだろうと
頭の中がその人でいっぱいになってしまいます。(そんな時代もあったわね・・・。)
次回から「先生」の長い手紙の内容に入っていきます。お楽しみに!?

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コメント

「こころ」凄く有名な作品なのに一度も読んだ事がありません~~。
どんな内容かも知りません~~~。

なるほど、そんな話なんだ!!
続きも楽しみにしてます(^m^)
香苗さんの書いたあらすじが私にとっての「こころ」になりそうです(笑)

全部終わったら感想文を提出しないとね!(笑)

投稿: ぷーちゃん | 2008年8月 2日 (土曜日) 23:57

うわー!
ぷーちゃん、これを見て「へー。そういう話だったんだー」って
納得しちゃダメダメsweat01(笑)
この私のいい加減なダイジェストではたぶん何も伝えきれていないはず
・・・といっても本読んでなくてこれ見たら刷り込まれちゃうよね!?
しかもニャンコ先生と民夫書生というふざけた配役付きcoldsweats01

子供の頃「要点をまとめる」っていうのがすごく苦手だったんだけど
これはもう宿題じゃなくて好き放題やりたい放題だから楽しいよ~♪
ぷーちゃんがどんな感想文を提出してくれるんだろう・・・
たぶん本編と全然関係ないところが印象に残ったとか言われそう!!

投稿: 香苗 | 2008年8月 3日 (日曜日) 23:50

 先生の人生は「重い」よ。
でも、そういう重みがあるからこそ、生きること
に価値もあるかもしれないけどね。自分だけは
違う、と思っていたその自分が自分を裏切って、
友を死に追いやる。「自分だけは違う」それが
こわいのね。若いころはほんとうにそう思って
いるから、自分の裏切りはこわい。

投稿: リンデ | 2008年8月 4日 (月曜日) 08:32

自分自身に絶望するほど辛い事はないよね。
こればっかりは仮に他人に慰めてもらっても
自分自身が許せないのだからもう救いようがない。
私も以前自分に失望しかけたことがあったけど
まだそれほど破滅的な事態にはなっていなかったので
何とか踏ん張ることができました。
さて、「こころ」の次の感想が難しいなあ~(^_^;)

投稿: 香苗 | 2008年8月 5日 (火曜日) 16:30

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